【普段着】着物の選び方を徹底解説!

【普段着】着物の選び方 アイキャッチ Fashion

普段着として着物を着てみたい方向けに着物選びのポイントをまとめていきます。

洋服にカジュアル用・パーティー用のものがあるように、着物にも礼装・正装・普段着というように種類があります。

ちょっとややこしい箇所もあるのですが、参考にしてみてください。

着物を着るために必要なもの

着物を着てお出かけするためには、まず必要なアイテムを揃えます。

  • 着物
  • 肌着
  • 長襦袢
  • 小物
  • 草履&バッグ
  • その他

これ見ただけでもアイテムの多さにビビりますが、詳しく説明していきます。

着物の種類を知る

着物の種類はざっくり分けて3種類あります。【 】内を含めると更に細分化されます。

  • 礼装【振袖・黒留袖・色留袖】
  • 正装【訪問着・付下げ・色無地】
  • 外出着・普段着【江戸小紋・小紋・紬】(素材は正絹・綿・麻・ウール・化繊と幅広い)

外出着・普段着として着られる着物を選びますが、江戸小紋・小紋は洋服でいうところのよそ行きのワンピースといったイメージです。(江戸小紋に紋を入れると格が上がるのですが、今回そのへんは端折ります。)

ややこしいのですが、江戸小紋・小紋は模様・柄付けのことで、紬は織りのこと、正絹(しょうけん)・綿・ウール・化繊は繊維(素材)のことです。

化繊の訪問着や振袖なども存在するので、化繊なら普段着というわけではありません。ちょっとややこしいですね。

紬や綿・ウール系の着物は洋服でいうところのデニムにカットソーのようなイメージで、超普段着です。

綿・麻の着物なんて¥2,700でした。安いんですよ。(縫製が雑ですがw)

袷と単衣

着物の造りは、袷(あわせ)と単衣(ひとえ)があります。

袷→裏をつけて仕立てた着物。着用時期:10月~5月

単衣→裏を付けずに仕立てた着物。着用時期:6月・9月

薄物の単衣→夏用の着物。着用時期:7月・8月

最近の日本は気温の変化がどうかしているので厳密に季節を守る必要もなく、寒ければ袷、暑ければ単衣でいいと思います。

洋服でも微妙な時期にコート着ちゃったりみたいな事ありますからね。

ちなみにウールの着物は基本的に単衣仕立てです。秋冬に着てOKなものと、夏に着るサマーウールがあります。(ややこしいな)

サイズを知る

出来れば自分サイズでのお仕立てが理想ですが、リサイクルやお下がりなどを着る場合も多いですよね。

着物のサイズ選びのポイント

  • 身丈【身長+2㎝程度】
  • 袖丈【普段着の場合、1尺3寸:49.2㎝が多い。市販のものだと49㎝が多い】
  • 裄丈【手を水平に伸ばして背中心から手首の関節まで+2㎝程度】
  • 身幅【例:ヒップ88㎝で前幅22.7㎝・後幅28.4㎝程度。体型によります。←雑w】

身幅は着付けである程度の調整ができますが、身丈・袖丈・裄丈が短いと寸足らずでちょっとおかしくなります。

そして長襦袢や羽織を揃える際、サイズは着物に合わせましょう。丈が合わず、袖から長襦袢が出てきたり、逆に短くておかしいということになります。

例1:着物の袖丈が49㎝で長襦袢が45㎝。

例2:着物の袖丈が49㎝で羽織が55㎝。

こういう場合、袖から長襦袢がはみ出したり、羽織の袖の中で着物の袖を折らないといけません。

気にしないという手もありますが(私はたまにやりますw)、揃えた方が無難です。

帯の種類を知る

帯もざっくり4種類あります。

  • 袋帯【礼装用】長さ4m以上
  • 名古屋帯【普段着用】長さ3.6m程度
  • 半幅帯【浴衣・普段着用】幅15㎝程度(袋帯・名古屋帯の半分の幅)
  • 兵児帯【浴衣・普段着用】やわらかい生地でくしゃくしゃしてる←雑な説明w

袋帯は結婚式や成人式などで使う帯でおめでたい柄が多く、金・銀系の糸で織られているので分かると思いますが、名古屋帯でもたまに金・銀系の柄のものがあります。

袋帯と名古屋帯の見分けが付かない場合は長さで確認できます。

長さ4m以上あれば袋帯です。と覚えておきましょう。

名古屋帯・半幅帯・兵児帯が普段着用として使えますが、着物によって選ぶ帯が変わってきます。(こういうところが着物の面倒なところかもしれませんね。)

江戸小紋・小紋→名古屋帯

紬・綿・ウール→名古屋帯・半幅帯

綿→半幅帯・兵児帯

というように着物によって帯を選びます。

名古屋帯を使う場合、帯揚げ・帯締め・帯枕などの小物が必要になります。

半幅帯・兵児帯は帯締めや三部紐があれば十分なので、簡単に着たい方におススメです。私も半幅帯が好きです。

また、帯も夏用・冬用とあり、正絹・綿・化繊と素材も色々です。

肌着

まずはメインの着物と帯について触れましたが、その前に肌着が必要です。

洋服と同じですが、インナーですね。

  • 和装ブラ
  • 肌襦袢
  • 裾除け
  • 足袋
  • 補正用のタオル・補正着

和装の場合、胸を潰して出来るだけ平坦な身体にします。

着物自体が平面なので身体も凹凸が少ない方が美しく着られるのです。

ですので、和装ブラで胸を潰し、タオルや補正用のアイテムでくびれをなくします。

普段着なら、そんなに補正ガッチガチにやらなくていいのですが、スタイルがよろしい方は補正しないときれいに着られないという悲しい事態に・・・。逆にふくよかな方はあまり補正の必要は・・・(以下略

そして肌襦袢はインナーシャツ、裾除けはペチコート的な位置づけになります。

足袋は、外反母趾や巻き爪だとストレッチが効いているものがいいかもしれません。

肌襦袢 裾除け 足袋 セット

長襦袢

肌襦袢・裾除けの上に長襦袢を着ます。

長襦袢には着物を守る役割があります。汗が着物にうつらないように・・・。

半襟を付けて着用しますが、半襟は着物の首回りの汚れを防いでくれます。

ただ、冬はまだしも夏は激暑なので、肌襦袢&裾除けと長襦袢が一体化したものも出回っています。便利!

安いポリエステルのものを持っていますが、静電気がもの凄いし劣化も早かったので、出来ればあまりおススメしません。

背中心もボロボロになりました。とはいえ安いので、経験として使ってみるのもアリか・・・。

高級ポリエステルは使ったことないので分かりませんが、 個人的には 正絹・夏は綿・麻素材のものがいいのではないかと思っています。

サイズは着物に合わせますが、長襦袢の身丈は身長-32㎝程度です。(おはしょり作らないので)

袖丈・裄丈が長い場合は着物より短くして安全ピンで留めたり、縫ってしまうのもアリです。(応急処置的に)

小物

色々ありますが、必要に応じて選ぶかんじです。

着付けに必要な小物

  • 伊達締め【1~2枚】
  • 腰紐【1~3本程度】
  • クリップ【2~5個程度】
  • 衿芯

あると便利な小物

  • ファンデーション
  • 金具付き伊達締め
  • コーリンベルト
  • ゴムベルト

便利な小物を使う事で腰紐は必要なかったりしますし、逆に伊達締めや腰紐だけでスッキリ着る方もいるので、必要小物は人それぞれです。

私は時短になるので便利小物使っていますが、金具付きのアイテムは着物を傷めるかもしれません。注意ですね。

帯に使う小物

  • 帯枕
  • 帯板
  • 帯揚げ
  • 帯締め・三部紐
  • 帯留め
  • 仮紐
  • クリップ

名古屋帯を使う場合は帯枕・帯揚げ・帯締め・仮ひもは必須です。

三分紐を使う場合は、帯留めを使います。

そして帯揚げ・帯締めもカジュアル用のものを選びます。

草履&バッグ

着付けを覚えようとするあまり、いざ着られるようになったら草履とバッグがまだなかった!というあるあるw

草履&バッグもフォーマル用ではなくカジュアル用で揃えておきましょう。

草履→エナメルやかかとの低いもの

バッグ→洋装用のものでもOK。別に好きなバッグでOK。

普段着用の草履はかかとの低いもの、フォーマルだと層になっているかかとの高いもの・金・銀系になります。

草履 普段着

バッグは別にそこまで拘る必要はないと思います。

下手に着物用で揃えようとすると、逆にダサくなることもあるので注意かもしれません。良いものを見つけたときに買えばいいと思います。

その他

普段着なのでそこまで色々必要ありませんが、寒い時期や雨のときなどにあった方が良いもの。

  • 羽織・羽織紐
  • 雨ゴート(着物が絹の場合)
  • 雨用の草履(カバー)
  • コート
  • アームウォーマー・ロング手袋
  • マフラー・襟巻

寒い時期は羽織やコート、マフラーで防寒。アームウォーマー・ロング手袋はあると結構暖かいです。

雨が降ると絹の着物は水染みが出来たりと傷みますので、雨ゴートが必要になります。

面倒なので絹は超晴れた日に着て、雲行きが怪しい日は綿や化繊で凌ぐ方が楽ですね。

まとめ

着物というと、かしこまったイメージが強いかもしれませんが、普段着用なら洋服のワンピースとそう価格も変わりませんし、洗濯できる素材ならお手入れも楽です。

私は紬・綿・ウールの素朴な着物が好きで、サクっと着てそこらへん出歩いています。

長くなってしまいましたが、ちょっと着物着てみたいなー。という方に参考になれば幸いです。